積極的にいこう ページ48
ロボロと別れて学校へ着き、Aとぺいんとは各々のクラスへと別れて入っていく
教室に入る前、緊張するかのような反応を見せたAは、一瞬中へ入るのを躊躇った
それも明白。教室の中へ1歩踏み出そうとしたその瞬間、相手が意図してかAが意識しすぎたからか、どちらとも言えるだろうがそんな思考もかき消す程にバチッ、と効果音が着いていそうでピッタリと海よりも深い青と目が合った
完全に意識しまくっているAの反応に気づいた男――らっだぁは嬉しさと愛しさを含んだ瞳を細めて薄く笑う
Aは息を飲んだ後、吸い込まれてしまいそうな瞳から急いで視線を逸らして逃げようとするが向かうべきはらっだぁの近くにある自身の席だ
逃げられない
けれどずっと立ち止まっている訳にも行かず視線を逸らしながら自分の席へと座った
途中「おはよう」と声が聞こえたがいつも通り返せるはずもなく下手くそな笑顔で小さく「おはよう」と返してしまい申し訳ないという気持ちが溢れるものの今は許して欲しい
あぁもう、本当にどうしようか。一体どうやったらいつもどお
rd「A、おはよ」
りに出来るのか
そんな事出来る筈もなかった
鼓膜に甘く響く声
無駄に良い顔と声だけでなく好意までも全て自分に向けられている
rd「ん〜？ははっ、A…意識してくれてんの？」
こいつ、とAは心の中で悪態をつく
全部ばれたらっだぁは完全に吹っ切れてAに対して少しづつ、ジリジリと距離を縮めてくる
流石にやられっぱなしは性にあわないとAは一度深く息を吐いてから後ろを向いてらっだぁと視線を合わせてやった
『…らっだぁだって、今の私よりも前から私の事意識してた癖に』
上がりにくい口角を上げて煽るようにらっだぁに言い放ってやれば、らっだぁは目を見開いてじわじわと頬を染めていく
直ぐに片手で目を抑えて「あー…」と小さく母音を零せばもう片方の手でAの頭に手の平を乗せてググッと押してきた
『ちょ、え？何っ？』
rd「お前ぇが悪ぃからなぁ？？」
『えぇ…？？』
気付けばいつもの調子に戻っていた事に気付いたAは、『あはは』と笑いを零した
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
rdさんの方が恋愛要素強々になってしまった
ショタは色々な意味で恋愛要素入れにくいので仕方ないと言わせて頂く…
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メロ(プロフ) - ちょこエクレアさん» コメントありがとうございます✨ちょこエクレア様の作品を拝見させていただきましたが、rbrさん可愛かったですありがとうございます🥰更新頑張らさせていただきます✨ちょこエクレア様も更新頑張ってください✨ (2023年4月2日 15時) (
レス) id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
ちょこエクレア(プロフ) - ﾌｧｯ!?rbrさん可愛すぎません？！更新頑張ってください！！ (2023年4月2日 13時) (レス) @page15 id: 3305c8c89f (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - Kさん» コメントありがとうございます✨勉強も執筆も頑張らさせていただきます✨ (2023年3月29日 9時) (レス) id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
K - 勉強、頑張ってください！作品も作者さんも応援しています！ (2023年3月29日 0時) (レス) @page13 id: 0144c1d2b2 (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - けんまおし1016さん» コメントありがとうございます✨そう言って貰えて嬉しいです。これからも更新頑張らさせていただきます✨ (2023年3月17日 15時) (レス) id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
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